ますます元気な高年層!負けました!
2007-09-03


一昨日、ニュージーランドのスキー・ツアーから帰国した 私はこの4月から年金の一部を貰い始めた「高年・初老」のいわば「Gさん」だが、このツアーのメンバーがすごかった ほぼ半数近くが私より年長であったのだ

 自己紹介の時、私は「40歳からスキーを始めました・・」と言ったが、そんなのは大したことではなかった スキーを始めた年齢は、40数歳、60歳、65歳・・そういう人も何名も居たのだ

 夫婦参加のカップルに話を聞くと、北海道出身で奥様はかなり前に入院して大手術をしていた ご主人も遅れて胃ガンになり、胃の三分の二を失っていた それでもリハビリに専念して、山に登るようになり、山スキーにも情熱を傾ける人になっていた 私より十年ほど上のその二人が驚くほど軽々と上手に滑っていた しかも夫婦仲も良い 「割れ鍋にとじ蓋ですよ」とご主人は笑って言った

 他の方も年長で大元気である 滋賀県のやはり私より10年ほど年長の男性は単独参加で、関空から一緒だった 彼は山男で、すでに「日本二百名山」の百四十山を制覇しているとのこと 最愛の奥様をすでに失われ、気持ちを山に向けられたらしい スキーにもはまるようになったが、「スキーは奥が深いです」と仰った

 七十五歳の方と年下の二人連れは大学の先輩と後輩で、囲碁将棋のつながりで参加したそうだ その穏やかな語り口は「良い人生」をおくった人だと感じさせる 「スキーはまだ初心者・・」と謙遜されるが、海外スキーにまで挑戦される意欲は「素晴らしい」としかいうことは出来ない 「青春」とは年齢でなく、「心の持ち方」だと言うことが分かる

 こういう人生の諸先輩の中では、私はまだまだ「ヒヨコ」または「門前の小僧」である おかげで「当分の人生の目標」ができた この旅もまたまた有意義な旅であった
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