やはりドイツのノイシュヴァンシュタイン城はステキ
2011-05-21


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南ドイツにある「ノイシュヴァンシュタイン」といえば「旅のリピーター」でなくても知っている庶民的旅の基本的城館で「世界的に美しい城」である 有名な「トラ・・・ス」などという安いツアーでさえも此処は基本的な訪問地である 更に「ディズニーランドの城のモデル」であるということもよく知られる

 わたしたちが訪れたのは今から27年前の1984年であった まだ当時はバブル時代(景気)で海外旅行熱が起こる前であった そのため個人旅の人は多くはなく、ツアーの日本人にはあまり会わなかった そういう時代に南ドイツのフュッセンからレンタサイクルでやって来た

 田園地帯の地方道を走り、坂道を自転車を押してやっと城門にやってきた かなり標高は高く、見下ろす周辺は素晴らしい景色となっていた  予想通りステキな奇麗な城であったが、内部の部屋は「美しすぎる」というか「映画のセット」というか「この世離れ」した空間であった これが作られたのが日本の明治初期というのが不思議だった

 そこはまさに「中世」であり「騎士道の世界」であった もっというとアナクロニズムそのものであり、それを作らせたルートヴィッヒ二世が「暗殺」されたといわれるのも何となく分かる 国家財政を傾けてしまったのだ

 そういう城だが、やはりチャーミングだ この世離れしたその空間はワープした世界だ 写真は「シンガーズ・ルーム」といわれる一室である あの中世を賛美した作曲家ワーグナーに心酔した王が作ったらしい部屋である 一見の価値はある城である
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