こちらの方コーヒーになります
2007-05-22


3回続けて「旅ブログ」の内容と離れて申し訳ないが、もう一回だけ書く

「こちらの方コーヒーになります」初めて聞いたときは一瞬「ん?」と思った
二人以上でコーヒーと紅茶を頼んだのならこういう状況もあり得るが、たった一人で注文したのだ しかも、二人の場合でも正しくは「こちらがコーヒーです」で良いわけだ 

まだ中身を見る前だったので、ひょっとして<中身が一瞬にしてコーヒーに変化するのか>とも思ったが、そこは「手品の部屋」ではなかった 案の定、はじめからコーヒーのままだった これだったらはじめから「コーヒーをおもちしました」でも、単に「お待たせしました」でも良いのだ

もう一つある 「コーヒーの方おもちしました」というのもある これも「の方」はなくて良い この「方」はどうも方向ではないらしい 最近<消火器押し売り>というのがあって、「消防署の方から来ました」といって消防署員になりすまして、消火器を高く売りつけるとう「犯罪」があるらしい この場合も本当の消防署員なら「消防署から来ました」でよいのだが、消防署はそんな業務はしていない 要するに「消防署のある方向から来ました」という意味なのだ

我々年輩からみて最近の言葉遣いには「あれ?」と思う物はたくさんある
「XXさんとか言う人はいますか?」(「とか」って何?それに他人に「いますか」はないだろう)
「おしゃれぽいミタイナー・・」(オッさんは見たくないなー)
「ウチのお母さんわぁー」(むかしは「他人の前では<母>と言いなさい」といわれていたんだぞ 二十歳過ぎても使っていますぞ)
「ビミュー」(どうも否定形を婉曲に言うらしい 本当に微妙な時はどう言うのだろうか?「ビミューにビミョー」ならどういう意味なのか?)

以上初老の戯言おわり
[雑記メモ]
[オーナーの独り言]

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