あぶない、あやしい、マドリッドのホテル両替
2008-01-16


少し古くなるが、昨秋にツアーで「スペイン・マドリッド9日間」に参加した 格安がウリのH交通社主催だったが、魅力は8つの世界遺産を駆け足で見られることである だからツアーは制約が多く、個人旅行の方が大好きな筆者も写真を撮りに参加した その時の話である

 筆者は外貨両替はレートの良いときに日本国内で替えて置いて、残りは郵便局などでT/Cにして旅行先で替えていた 今回は忙しくて国内では両替できず、以前から残っていたユーロT/Cを持っていった しかしマドリッド空港では諸事情から換金できずに最初のホテルに着いてしまった

 ところがホテルでは夜遅くだったため、カウンターの女性は「事務の金庫がしまってしまった 明日朝なら換金できるよ」と言った レートは100/97だと言う つまりユーロT/Cを100出すと現金が97ユーロもらえる・・と言うことだ

 翌朝の朝食後、荷物をすべて持ってチェックアウトをした その後で両替を頼んだ 昨夜の女性ではなく、中年のマネージャー(M)らしい男が対応した 彼は「いくら要る?」とぶっきらぼうに言う 「300ドル」と私「T/Cでレートはいくら?」 M「100/94.5」 驚いた!昨夜の女性が言ったレートとは全然異なる
 安すぎる!そこで「では200だけ」 いくら何でもお酒代、トイレ代や枕銭くらいは持っておきたかった

 わたしはT/Cにサインをしていた 彼は考えながら札をポンポンポンと無造作にカウンターに置いた 私「(両替の)ペーパー(書類)は?」 M「そんなのはない!」 まあいいかと思いながら、念のため札を数えた そうするとなんと50ドル足りない!! 振り返って大声で言った 「50ドル(8000円)足りない!」 Mは札を受け取り数えなおした そうしてから50ドルを出して加えて渡してきた 「ごめん」の一言も何もなかった

 その一部始終をバスに乗ってから添乗員Tに告げた 「あれはおかしいよね このホテルは危ないですよ」と私 Tはさらっと「ただの間違いじゃあないんですか?」 果たしてそうだろうか? 普通はT/C両替には何かの紙が着く 日本人には金をもらったら数えずに財布に入れる人も多い また言葉が出来ない、旅慣れていないなどの理由で、少し変でも我慢する人が多い あのシーンも何か変だった

 まあ実害がなかったから良かったとは言えるが、旅の冒頭で起きたので印象は大変悪かった 安いツアーなので、その程度のホテルなのではあるが、これを読まれている方々も十分注意された方が良い
因みに、そのホテルはHotel GRAN ATLANTA: Comandante Zorita 34 28020 MADRID, SPAIN(Espana) Tel:91-5535900
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