「北海道みやげ」の流れが変わった?
2008-01-14


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毎年行く「ニセコ・スキー」に行ってきた 私の旅ではできるだけ土産は買わない それでも「手ぶら」というわけにはいかない だから新千歳空港で少しは買って帰ることにしている この空港は羽田空港の先輩というか、ショッピング・モールも規模が大きい 

 わたしも十年以上前は「白い恋人」を買うのを常としていた しかしいつの間にか買わなくなった 中味があまりにも陳腐だったのである そうしたら昨年の「偽装事件」が起こった それでもネットでは販売中止後も高い値がついたそうである けっこう「恋人ファン」はいたらしい

 今回もショッピング・モールをみてみた そうしたら客が行列をなしていた そばに「白い恋人」の看板があった 「ほー、あれだけマスコミで騒がれても<白い恋人>は売れているのか?」と思ったら、違っていた 店員がこう言っていたのだ 「お客様に申し上げます <じゃがポックル>は十二時半ごろ入荷致します それでもお待ちいただけるお客様は並んでください」 それを聞いても、誰も動こうとはしなかった 大層な人気らしい

 もちろん今となっては「白い恋人」は販売を再開していた しかしその袋を持って歩いている客は少なかった それはそうだろう あれだけマスコミに騒がれたのだから、たいていの人はその悪名は知っている それを土産に貰ったら、「バカにされた」気になるだろう あの会社も愚かなことをしたものだ それまでは「売れ行き抜群」だったのだ 一時の利益に目が眩み、長い目で見た信用と利益を失う−そういう偽装が多い昨今の日本の現状も何か悲しい
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