記憶に残る作曲家・モーリス=ジャールの死を悼む
2009-03-31


アカデミー賞の映画「アラビアのロレンス」「ドクトル・ジバゴ」といえば、その画面はもちろんのこと、その音楽のすばらしさが心に残ったものであった 両者がアウフヘーベン(止揚)しあって素晴らしい作品になった

 私たちの世代にとって、映画は青春時代の一コマであり思い出でもあったものである 高校時代に補習をさぼって見に行ったり、カノジョと一緒に見たり、ヒロインに一目惚れして映画館に通ったのである 「ロレンス・・」も「ジバゴ」もその一つであった  それらの映画にもし「サウンドトラックの音楽」がなかったら、あそこまで感動し心に残らなかったに違いない 

 モーリス・ジャール(1924ー2009)は名前で分かるようにフランス人である しかし3月29日、アメリカロス・アンジェルスで84歳で亡くなった 彼の主な活動はハリウッドであったからである 1960年代に米国に移り、計150以上の映画音楽を生み出した 他の主な曲には「インドへの道」「史上最大の作戦」「ゴースト ニューヨークの幻」などがある 下にリンクしたWikipediaの作品集一覧をみると、ほとんどの人が見たことがある映画が載っている
[URL]

 いずれにしても、一世を風靡したこの音楽の偉人の冥福を祈らずにはいられない Amen !
[雑記メモ]
[人物・生き方・人生]

コメント(全0件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット