「アンネ・フランク」の名前を知らない者はこの国では少ない 中高年のたいていの人は、学校時代の授業などでその名を聞き、また課題でレポートなどを書いた(今の若い人たちのことは知らないが・・)
筆者もオランダ・アムステルダムの「アンネの家」を訪問したし、また別の機会にポーランド・アウシュヴィッツ収容所を訪れた それらの印象・感想は親HPに書いてある
マイHP「アウシュヴィッツ強制収容所」:
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マイHP「旅にまつわる話・アンネ=フランクの家」:
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またハリウッド映画やTV番組や多くのドキュメンタリーを見てきた アンネの家族以外にそういう中に必ずでてくるのが、家族を支えてくれた人たちである いくつか作られた映画の中で必ず登場するのが、「ミープ」Miep Gies (ミープ・ヒース) である
屋根裏でナチや住人たちの目を避けて暮らすアンネたちに、何かにつけて援助・協力したのがミープであった 彼女のおかげでファミリーの一部は「生き残った」 その一人の父の尽力で「アンネの日記」が刊行され、世界にナチの残虐性などが喧伝された
残念ながらアンネも姉マルゴットも強制収容所内で病死したが、ユダヤ人でもないミープたちの愛と優しさは人々の心に焼き付いたのである
マイHP「アンネたちの墓(ベルゲン・ベルゼン強制収容所)」
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その「ミープ」が2010年1月11日亡くなった アムステルダムで100歳で死因不明だそうである(AP・日経) それにしても、アンネをかばってもナチに殺されずよくも生き延びたものである いずれにしても歴史上の彼女の役割は大変大きい 彼女が隠し持って保管していたのが「アンネの日記」原本なのであったから・・
今は彼女の冥福を祈るばかりである
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