原爆にも耐え抜いた縮景園の跨虹橋
2010-09-13


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広島に行って来た そこでひろしま美術館と広島城、縮景園を訪れた 縮景園は旧藩主浅野氏別邸庭園であったが、あの原爆投下で全滅した その時の惨状写真は以下のサイトにある

 内部リンク:広島・縮景園
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 原爆投下後に人々が彷徨い、この地で亡くなった方もいたという 後になってこの公園のある場所から多数の骨を発掘し、再葬し慰霊塔を建てたという 

 そういう悲しい歴史のある庭園だが、原爆にも耐え抜いた物が二つだけあるという 一つが写真の跨虹橋と園内の大銀杏だ 市内の平和公園内にも原爆に耐えた木があるが、原爆ドームから1〜2km離れた当地のこの木も生き残った

 戦後、広島県教委は力を入れてこの庭を回復させてきた むかしの写真などを参考に忠実に再現させたという 今歩いても全く違和感はない 木々もほとんどが戦後の植えた物らしいが、よくここまで大きくなった感じである

 さて写真の跨虹橋だが、流石背の低い石造橋ではほとんど無傷だったらしい その点背の高い近くの広島城は炎上壊滅した こちらも復元されたが、むかし通りなのは外見だけで中は鉄筋コンクリートである

 いずれにしても、これらは戦争の無意味さ、原爆の悲惨さを伝えている 戦後初めて米代表(臨時代理大使)が参加した広島平和式典、これを改めて平和を考えるきっかけとしたいものである
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